アジャストAコーワ、ヨーデル[センナエキス]作用機序、副作用、特徴

2017年12月4日

便秘薬イラスト

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アジャストAコーワ、ヨーデル[センナエキス]:便秘症治療薬

アジャストAコーワ、ヨーデル[センナエキス]は、緩下剤・便秘の治療薬として使用されています。

便が毎日出ない=便秘 と思いがちかもしれませんが、そうではありません。

一般的には、3~4日以上便が出ない場合を便秘と定義しています。

便秘の原因となり得るものはさまざまです。

以下に便秘の原因となり得る一例をあげてみました。

  • 食物線維不足
  • 水分不足
  • 食事量不足
  • 薬の副作用
  • 手術の影響
  • 生活環境の変化
  • 黄体ホルモン量の増加

副作用で便秘になりやすい薬

  • オピオイド薬:モルヒネなどの鎮痛薬、コデインリン酸塩などの鎮咳薬
  • 抗コリン薬:ベシケアなどの過活動膀胱治療薬、パキシルなどの抗うつ薬、
  • Ca拮抗薬:ワソランなどの降圧薬
  • 鉄剤:フェロミア

生理前、女性の便秘が多い原因

女性で便秘が多い理由のひとつが、排卵から月経時にかけて増える黄体ホルモンです。

黄体ホルモンは、身体を妊娠の準備期間へと働かせるホルモンです。

具体的には、身体に栄養や水分を蓄え、子宮内膜と呼ばれる赤ちゃんのベッドをふかふかにする働きがあります。

また、妊娠中は胎児の栄養や水分を蓄えなければなりません。

黄体ホルモンは栄養や水分を蓄えようとするため、腸内の水分量が減り、
便を外に押し出せない=便秘が起こりやすくなるのです。

アジャストAコーワ、ヨーデルS[センナエキス]の作用機序、特徴

便秘の方の特徴のひとつが、腸の動きが鈍くなっていることです。

そのため、腸を動かすことが重要になります。

便秘の方への非薬物療法として、腹部マッサージや食物繊維・腸内細菌のエサとなるオリゴ糖、適度な運動を行うのは腸に刺激を与え、腸を動かすように持って行くためです。

薬の場合も同じような働きをするものがアジャストAコーワやヨーデルSです。

アジャストAコーワ、ヨーデルSの成分センナエキスですが、センナエキス中に便秘薬に使われるセンノシドが含まれています。

そのため、作用についてはプルゼニド・センノサイドと同様なのです。

センナエキスとセンナやセンノシドとの違いは、いずれも生薬成分から抽出される成分ですが、センナエキスはセンナやセンノシドに含まれている樹脂成分を取り除いたものです。

効果は変わりませんが、より純度が高い製剤なんですね(^^♪

アジャストAコーワは、大腸中の腸内細菌の作用でレインアンスロンに分解されます。

このレインアンスロンが腸に刺激を与えて、腸の動きを活発にし、排便を促します。

アローゼン作用機序

詳しくは、腸管粘膜と大腸粘膜下のアウエルバッハ神経叢を刺激して蠕動運動を亢進し、排便を促します

やっくん

やっくん

アジャストAコーワ、ヨーデルS[センナエキス]は、代謝物のレインアンスロンが大腸を刺激することで、腸の動きを活発にし、慢性便秘を改善します。

アジャストAコーワ、ヨーデルSは腸管局所に作用し、服用後8~10時間程度で効果が現れます。
そのため、通常は、夕食後や眠前に服用される薬です。

アジャストAコーワ、ヨーデルS[センナエキス]の副作用

アジャストAコーワ、ヨーデルS[センナエキス]は、慢性便秘の治療薬として、1966年に承認を受けた薬です。

代表的な副作用としては、腹痛、下痢、腹鳴、悪心・嘔吐などが挙げられます。

また、アジャストAコーワ、ヨーデルSには、習慣性[長期的に服用すると効きづらくなる作用]があると言われています。

アジャストAコーワ、ヨーデルS[センナエキス]の禁忌

  • 急性腹症、痙攣性便秘
  • 重症の硬結便
  • 電解質失調(特に低カリウム血症)
  • 妊婦

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