フリバス[ナフトピジル]作用機序、特徴、副作用

2017年12月5日

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フリバス[ナフトピジル]:前立腺肥大症治療薬

フリバス[ナフトピジル]は、前立腺肥大症に伴う排尿困難の治療薬として使用されています。

前立腺とは、男性が持つ膀胱の下部にある生殖器であり、精液を作ったり、精子を守ったりといった働きをしています。

この前立腺が何らかの影響で大きく膨れがってしまい、尿が出にくくなってしまう病気が前立腺肥大症です。

前立腺肥大症の原因

前立腺肥大症の原因は、大きく2つに分けられます。

前立腺そのものが大きくなりすぎている場合と、交感神経が過敏に緊張し尿道が狭くなっている場合です。

前立腺肥大症原因

物理的な原因前立腺そのものが大きくなる
機能的な原因交感神経の緊張

フリバス[ナフトピジル]の作用機序、特徴

前立腺肥大症に伴う排尿困難の中で最も多く使用されている薬が、α1遮断作用を持つ薬です。

前立腺肥大症の機能的な原因で出てきたように、交感神経の緊張が排尿困難を引き起こすひとつの原因です。

この交感神経の緊張を緩めるために、α1遮断薬が使用されます。

α1遮断薬の代表的な薬のひとつがフリバスです。

フリバスは、前立腺に存在するα1受容体をブロック、遮断することにより、過剰な交感神経の働きを抑えることで前立腺平滑筋を弛緩し、尿道を確保する薬です。

フリバス作用機序

やっくん

やっくん

フリバス[ナフトピジル]は、前立腺にあるα1D受容体を選択的に阻害することで、ノルアドレナリンの働きによる前立腺の収縮を抑制し、前立腺肥大症に伴う排尿困難の治療に使用されます。

フリバス[ナフトピジル]の副作用

フリバス[ナフトピジル]は、前立腺肥大症の治療薬として、1999年に承認された薬です。

主な副作用としては、めまい・ふらつき[0.95%]、立ちくらみ[0.42%]、低血圧(起立性低血圧を含む)[0.20%]、胃部不快感[0.20%]などが挙げられます。

フリバスの副作用でめまい・ふらつき、立ちくらみ、低血圧が起こる理由

フリバスは、前立腺のα1受容体の中でもα1D受容体を選択的に遮断する作用を持っています。

一方で、α1受容体の中でも、特にα1B受容体は、血管内に多く存在します。

フリバスは、わずかではありますが、血管のα1B受容体にも遮断作用を示すため、血圧が下がり、めまいやふらつきを起こしやすくなるのです。

フリバス[ナフトピジル]の禁忌

  • 特になし

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