レルベア[フルチカゾンフランカルボン酸/ビランテロール]作用機序、特徴、副作用

2017年12月5日

風邪イラスト

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レルベア[フルチカゾンフランカルボン酸フランカルボン酸/ビランテロール]:気管支喘息治療薬

レルベア[フルチカゾンフランカルボン酸/ビランテロール]は気管支喘息に使用される治療薬です。

気管支喘息とは、気管支の慢性的な炎症による呼吸困難や咳・たん、ぜん鳴を伴う疾患です。

ぜん鳴とは、呼吸をした際にゼーゼー、ヒューヒューといった呼吸の音を指しています。

気管支喘息の原因

気管支喘息の原因は、さまざまです。

子供の場合は、ハウスダストや花粉といったアレルギーが原因と言われています。

気管支喘息原因

一方、大人になってからの喘息は半分以上が原因を特定することができません。

タバコや大気汚染といったものから、運動やストレス、気温の変化とさまざまな環境変化によって誘発されます。

しかし、原因が何であれ、気管支の粘膜部分に炎症が起きていることが喘息発作の原因とされています。

レルベア[フルチカゾンフランカルボン酸/ビランテロール]の作用機序

気管支喘息の原因は、さまざまです。

原因が特定できる場合は、原因に暴露されないよう環境を整えることが第一です。

それに加え、炎症を抑えるための薬=抗炎症薬や狭くなってしまった気管支を広げるための薬=気管支拡張薬が使用されるのです。

飲み薬ではなく、一般的には副作用軽減のために吸入薬が使用されます。
治療効果が不十分な場合は、系統の異なる薬を併用することが推奨されています。

レルベアは、吸入ステロイド(ICS)と長時間作動型吸入β2 刺激薬(LABA)の作用を合わせ持った気管支喘息の治療薬です。

慢性塞栓性肺疾患[COPD]の適応は、海外では承認されていますが、日本では2015年4月時点では承認されていません。

息切れ症状を伴う方よりは、咳・痰症状を伴う方に適しています。

レルベアの有効成分は、フルチカゾンフランカルボン酸およびビランテロールです。

フルチカゾンフランカルボン酸アラミストとして、日本では販売されています。

ビランテロールは、ヒトβ2受容体への選択性を高めたβ2刺激薬として加えられています。

アラミスト作用機序   ビランテロール作用機序

つまりレルベアは、フルチカゾンフランカルボン酸の抗炎症作用と、ビランテロールの気管支拡張作用により、気管支喘息の治療に使用されます。

やっくん

やっくん

レルベア[フルチカゾンフランカルボン酸/ビランテロール]は、ステロイドの抗炎症作用、交感神経刺激による気管支拡張作用により、気管支喘息症状を改善します。

レルベアの特徴:エリプタとは?

レルベアの効果は、これまでに使用されているICS/LABA配合薬と大きな差はなく同等であるとされています。

レルベアの特徴は、その剤形です。

吸入器が楕円形[elliptic]であることからエリプタと呼ばれています。

レルベアエリプタ [グラクソ社より]

エリプタは、薬剤がすでに充填されており、カバーを一度押し下げるだけで吸入できる、吸入過程が簡素化された剤形です。

レルベア[フルチカゾンフランカルボン酸/ビランテロール]の副作用

レルベア[フルチカゾンフランカルボン酸/ビランテロール]は、気管支喘息の治療薬として、2013年に発売された比較的新しい薬です。

主な副作用としては、発声障害[1.4%]、口腔カンジダ症[0.9%]などが挙げられます。

レルベア[フルチカゾンフランカルボン酸/ビランテロール]の禁忌

  • 有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症
    [ステロイドの作用により症状を増悪するおそれがあります。]
  • 結核性疾患[症状を増悪するおそれがある。]

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