在宅におけるインスリン製剤、注射針、血糖自己測定器の保険請求

2017年12月5日

インスリン薬イラスト

在宅の現場では、インスリンの注射針について、薬局側で出す場合と病院・クリニック側で出す場合があるかと思います。

看護師さんから、インスリンの注射針・自己血糖測定器の注射針・アルコール綿の請求についてよく聞かれます。

ちょっと内容がややこしかったので、調剤薬局が関係する保険点数・請求方法についてまとめてみました。

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在宅自己注射指導管理料[病院・クリニックが算定]

アルコール綿イラスト

在宅自己注射指導管理料は、医療機関[病院・クリニック]が自己注射に関する指導管理を行った際に算定します。

インスリン注射を行っている場合は、まず医療機関が算定していると考えて問題ないでしょう!

在宅自己注射指導管理料を算定することによって、アルコールやクロルヘキシジンなどの消毒剤、消毒綿、ガーゼといった衛生材料を支給しなければなりません。

ただし、インスリンの注射針については注入器用注射針加算、自己血糖測定器の針[チップ]については血糖自己測定器加算により別に算定できます。

注入器用注射針加算[病院・クリニックが算定]

インスリン注射イラスト

注入器用注射針加算は、医療機関[病院・クリニック]内で、インスリンなどの注射針を提供する場合に算定できます。

注入器用注射針加算を算定しない場合、処方箋に注射針を記載することで、調剤薬局インスリン注射針を提供できるのです。

血糖自己測定器加算[病院・クリニックが算定]

血糖自己測定器イラスト

血糖自己測定器加算は、血糖コントロールを目的に血糖値の自己測定を記録させ指導を行った際に算定します。

血糖自己測定器加算を算定することによって、血糖試験紙や固定化酵素電極、穿刺器具、穿刺針[チップ]、測定機器を支給しなければなりません。

 インスリン製剤の自己注射に用いる特定保険医療材料[薬局が算定]

ランタスやトレシーバなど万年筆型注入器用注射針は、特定保険医療材料に該当します。

針の太さ・長さといった規格によって、「標準型」「針折れ防止型」「超微細型」の3つに償還価格が分けられています。

2016年の診療報酬改定時は以下の価格になります。

針の太さ・長さ 商品例 1本の償還価格
標準型 30G×8㎜
31G×5㎜、31G×8㎜
ペンニードル
BDマイクロファインプラス
15円
針折れ防止型 32G×4㎜ ペンニードルプラス
BDマイクロファインプラス32G×4㎜
17円
超微細型 34G×4㎜ ナノパスニードルⅡ 18円

2018年の診療報酬改定時は、標準型と針折れ防止型が統合され、以下の価格となっております。

針の太さ・長さ 商品例 1本の償還価格
標準型 30G×8㎜
31G×5㎜31G×8㎜
32G×4㎜
ペンニードル
BDマイクロファインプラス
ペンニードルプラス
17円
超微細型 34G×4㎜ ナノパスニードルⅡ 18円

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