コロネル、ポリフル[ポリカルボフィルカルシウム]作用機序、特徴

2017年12月5日

便秘薬イラスト

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コロネル、ポリフル[ポリカルボフィルカルシウム]:過敏性腸症候群治療薬

コロネル、ポリフル[ポリカルボフィルカルシウム]は、過敏性腸症候群[IBS]における、便秘や下痢など消化器症状の治療薬として使用されている薬です。

過敏性腸症候群の原因は、はっきりとはわかりません。

生真面目で几帳面な人が発症しやすいと言われており、女性のほうが男性よりも多い疾患です。

主に、精神的・肉体的ストレス、低繊維食などさまざまな因子が複雑に関与しており、腸管の運動が亢進することで便通異常や腹部症状が生じています。

コロネル、ポリフル[ポリカルボフィルカルシウム]の作用機序、特徴

過敏性腸症候群では、下痢型・便秘型・交換型[下痢と便秘が交互]の3つに分かれます。

下痢型・便秘型には、止痢薬・整腸薬・緩下薬が使用されます。

交換型には、下痢・便秘いずれにも対応できる薬が使用されます。

コロネル、ポリフルは、下痢時にも便秘時にも使用できる過敏性腸症候群治療薬です。

下痢の状態というのは、腸内の水分量は増え、便の通過時間が速いことを指します。

便秘の状態というのは、腸内の水分量が減り、便の通過時間が遅いことを指します。

コロネルの成分ポリカルボフィルカルシウムは、酸性を示す胃内でポリカルボフィルになります。

ポリカルボフィルは、中性を示す腸内では吸水性と保水性を持ちます。
下痢時には、便中の水分を吸収してゲル化し、便の通過時間を遅くし、便の正常化に働きます。

便秘時には、体内から水分を吸収して便を軟化し、便の通過時間を速くし、便の正常化に働きます。

コロネル作用機序

やっくん

やっくん

コロネル、ポリフル[ポリカルボフィルカルシウム]は、腸内の水分量を調節することで、便の正常化に働き、過敏性腸症候群の治療に使用されます。

水分を吸収し膨張することから、喉や食堂につかえることを防ぐため、コップ1杯の水で服用します。

コロネル、ポリフル[ポリカルボフィルカルシウム]の副作用

コロネル、ポリフル[ポリカルボフィルカルシウム]は、過敏性腸症候群による下痢や便秘などの消化器症状の治療薬として、2000年に発売された薬です。

主な副作用としては、悪心[0.31%]、発疹[0.29%]、便秘[0.29%]、腹痛[0.18%]、腹部膨満[0.16%]などが挙げられます。

コロネル、ポリフル[ポリカルボフィルカルシウム]の禁忌

  • 急性腹部疾患(虫垂炎、腸出血、潰瘍性結腸炎等)[症状を悪化させるおそれがあります。]
  • 術後イレウス等の胃腸閉塞を引き起こすおそれのある患者
    [症状を悪化させるおそれがあります。]
  • 高カルシウム血症[高カルシウム血症を助長するおそれがあります。]
  • 腎結石[腎結石を助長するおそれがあります。]
  • 腎不全(軽度及び透析中を除く)[組織への石灰沈着を助長するおそれがあります。]

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