プロナーゼMS[プロナーゼ]作用機序、特徴、副作用

2017年12月5日

腹痛イラスト

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プロナーゼMS[プロナーゼ]:胃内粘液の溶解・除去薬

プロナーゼMS[プロナーゼ]は、胃内視鏡検査における胃内粘液の溶解・除去薬として、胃内視鏡検査の前処置に使用される薬です。

内視鏡検査の際、より正確な検査結果を得るために、前処置が行われます。

  • 胃の中にガスでできた泡の除去
  • 胃の粘液の除去
  • 胃の運動を抑制

が内視鏡前処置として行われます。

プロナーゼMSは、胃の粘液を取り除く目的で、内視鏡の前処置で使用されています。

プロナーゼMS[プロナーゼ]の作用機序、特徴

内視鏡検査時、胃には自らを守るために多くの粘液が付着しています。

正確な診断を行うために、一時的にこの粘液を取り除き洗浄しなければなりません。

この胃の粘液の主成分は、糖タンパク質のムチンです。

プロナーゼMSは、タンパク分解酵素の本体であるため、ムチンのペプチド結合を切断することで、粘液を除去する薬です。

プロナーゼMS作用機序

やっくん

やっくん

プロナーゼMS[プロナーゼ]は、粘液の主成分ムチンのペプチド結合を切断することで、粘液を溶かしさらさらにします。

プロナーゼMSの特徴:常温で投与

プロナーゼMSはタンパク分解酵素のため、低温ではうまく作用しない場合があります。

そのため、使用する際には、直前に常温程度まで戻すとより効果的でしょう。

プロナーゼMSの特徴:炭酸水素ナトリウム[重曹]を同時に服用する理由

炭酸水素ナトリウム[重曹]は、アルカリを示すため制酸薬として使用されています。

プロナーゼMSの至適pHは7~10と弱アルカリ性です。

つまり、プロナーゼの活性を上げるために、炭酸水素ナトリウムが併用されているのです。

プロナーゼMS[プロナーゼ]の副作用

プロナーゼMS[プロナーゼ]は、胃内視鏡検査における胃の粘液の溶解・除去薬として、1995年に発売された薬です。

主な副作用としては、胃出血(0.05%)が挙げられます。

プロナーゼMS[プロナーゼ]の禁忌

  • 胃内出血[粘液の除去に伴い、出血が悪化するおそれがあります。]

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