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マーロックス[乾燥水酸化Al、水酸化Mg]作用機序、特徴、副作用

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腹痛イラスト

消化器疾患の治療薬として使用されるマーロックス[乾燥水酸化Al、水酸化Mg]の作用機序、特徴、副作用について解説しています。

マーロックス[乾燥水酸化Al、水酸化Mg]:胃・十二指腸潰瘍治療薬

マーロックスは胃・十二指腸潰瘍などの消化性潰瘍などで使用される治療薬です。

いずれの疾患においても、攻撃因子と粘膜防御因子のバランスが崩れていることが原因です。

攻撃防御因子

攻撃因子:胃酸、ペプシン、喫煙、ストレス、ピロリ菌など
防御因子:粘液、粘膜血流、プロスタグランジンなど

胃潰瘍では防御因子の減弱、十二指腸潰瘍では攻撃因子の増強が主な原因です。

胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎の治療薬では、これら攻撃因子や防御因子に対して働きます。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療には、胃酸による胃や十二指腸への攻撃を防ぐ薬や、粘膜の防御を高める薬が使用されます。

マーロックス[乾燥水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム]の作用機序、特徴

胃酸による胃や十二指腸への攻撃を防ぐ薬はいくつかあります。

攻撃因子

胃酸そのものの分泌を抑制する薬や胃酸を中和する薬が使用されます。

MEMO

マーロックス乾燥水酸化アルミニウムと水酸化マグネシウムの合剤です。

いずれもアルカリを示す薬のため、分泌された胃酸を直接中和することで、胃・十二指腸潰瘍の治療薬として使用されます。

マーロックス作用機序

やっくん

マーロックスは、分泌された胃酸を中和することで、胃・消化性潰瘍を改善します。

マーロックス[乾燥水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム]の副作用

マーロックス[乾燥水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム]は、胃潰瘍を含む消化性潰瘍の治療薬として、1994年に発売された薬です。

主な副作用としては、便秘、下痢などが挙げられます。

長期投与時は、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血に注意し、慎重に投与することとされています。

マーロックス[乾燥水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム]の禁忌

  • 透析療法
    [長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等があらわれることがあります。]

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