リザベン[トラニラスト]作用機序、副作用、特徴

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リザベン[トラニラスト]:花粉症・アレルギー治療薬

 

花粉症イラスト

 

リザベン[トラニラスト]は花粉症などのアレルギー性鼻炎や気管支喘息の治療薬として使用されています。

 

花粉症などのアレルギー反応は、体内で“ヒスタミン、ロイコトリエン、トロンボキサン”といった生理活性物質を放出することが原因で起こります。

 

ヒスタミンを例にどのようにアレルギー症状が起こるのかを見てみましょう。

 

花粉症・アレルギーの原因となるヒスタミンは、アレルギー源が体内に入った際に肥満細胞から分泌され、H1受容体に働くことで、アレルギー源を除去するようにと働きます。

 

その結果、かゆみやくしゃみ、鼻水などの局所症状が発現するのです。

 

 

アレルギー反応原因

 

リザベン[トラニラスト]の作用機序、特徴

アレルギー症状を引き起こす原因物質であるヒスタミンやロイコトリエンといった生理活性物質をケミカルメディエータ―[化学伝達物質]と言います。

 

リザベンはこのケミカルメディエーターの遊離抑制作用も持つ薬です。
リザベンは、抗ヒスタミン薬が持つ、H1受容体阻害作用は持ち合わせていません。

 

リザベン作用機序 

 

やっくん

リザベン[トラニラスト]ケミカルメディエーターの遊離を阻害することで、花粉症やアレルギー症状を改善します。

 

リザベンの傷跡の治療薬としての作用機序

リザベン[トラニラスト]は、1993年より、傷跡を残さないようにする治療薬としても使用されています。

 

ケミカルメディエーターの遊離を抑制するだけでなく、TGF- β1と呼ばれるサイトカインの一種も抑制します。
TGF- β1が、傷跡の皮膚の厚み・盛り上がりに関与しているのです。

 

傷跡の盛り上がりを防ぐ薬のため、なるべく早い段階からのリザベンの服用が重要になります。

 

リザベン[トラニラスト]の副作用

リザベン[トラニラスト]は、1982年に気管支喘息の治療薬、1985年に花粉症・アレルギーの治療薬として承認された薬です。

 

代表的な副作用としては、嘔気[0.25%]、腹痛[0.19%]、胃部不快感[0.17%]、食欲不振[0.13%]、下痢[0.11%]などが挙げられます。

 

リザベン[トラニラスト]の禁忌

  • 妊婦
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