処方・薬歴確認[処方監査]

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処方・薬歴確認:調剤を始める前に確認[処方監査]

調剤業務に入る前にすることが望ましい作業があります。
それは、処方せんの内容の確認[処方監査]です。

 

最近では、医療事務さんが処方入力をすれば、自動的に調剤をしてくれる機械が導入されている薬局もあります。
しかし、この場合は、飲み合わせが問題ないか?などの処方監査ができないので注意が必要です。

 

処方せんの内容の確認[処方監査]とは、薬歴の確認処方内容の確認の2つを指しています。

 

薬歴の確認

薬歴とは、字のごとく、これまでに薬局でお渡ししたお薬の情報を記載している冊子になります。
以前は紙に直接記載していましたが、最近では、電子薬歴というものが主流になっています。

 

紙薬歴      電子薬歴

 

そのため、電子薬歴における情報はすべてパソコン上で管理されているのです。
それでは、実際の薬歴の確認内容を確認してみましょう!

 

電子薬歴内容 

 

電子薬歴の例を載せています。
上の画面では、処方内容しかわかりませんが、項目を切り替えることができます。

 

項目を切り替えると、これまでに、どんなお薬を飲んでいて、患者さんからどのようなことを聞かれ、薬剤師がどのような説明をしたかが記録されています。

 

この薬歴から、主に以下の3つの項目を確認します。

  • これまでと処方が変わってないか?
  • 変わっていれば、アレルギーや他の薬、既往歴との飲み合わせは大丈夫か?
  • 前回いつ来たのか、お渡ししたお薬[残薬]が家に残っていないか?

 

処方内容の確認

処方せんをじっくり確認したことがあるでしょうか?
実は、処方せんには、必要最低限のことしか記載されていません。

 

Q.薬剤師が服薬指導する上で、一番困る点は何か想像できますか???

やっくん

処方せんには、患者さんの病名が書かれてないんです。

 

処方箋例 

 

薬によっては、同じ飲み方でも用途が異なる場合があります。
このホームページで何度も登場しますが”ロキソニン”

 

一般的には、痛み止め=鎮痛剤として使用されます。
しかし、解熱剤としての適応もあるため、処方せんを見ただけでは、痛み止めで処方されたのか、熱冷ましで処方されたのかわからないんです。[実際は、何科を受診したかや病院によっては病名を処方せんに示していてわかる場合もあります]

 

このことを踏まえた上で、主に以下の4つを確認します↓

  • 投与量は適切か?[年齢や適応症によって量は異なります]
  • 用法は適切か?[例.1日1回の薬が1日2回で出ている]
  • 飲み合わせは問題ないか?[併用禁忌や同系統の薬を飲んでいないか]
  • 新たに後発品に変えれる薬はないか?[患者さんの多くは安価な薬を望んでいます]

 

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