コディオ(バルヒディオ)[バルサルタン/ヒドロクロロチアジド]作用機序、特徴、副作用

2017年12月4日

高血圧イラスト

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コディオ(バルヒディオ):高血圧治療薬

コディオ(バルヒディオ)[バルサルタン/ヒドロクロロチアジド]は、高血圧症の治療に使用される治療薬です。

高血圧は、糖尿病や脂質異常症と同様に、メタボリックシンドロームの診断基準に加えられる生活習慣病です。

血圧が高いと何がダメなのか?

血圧とは血管にかかる圧力であり、血液量[心拍出量]と血管の硬さ[抵抗]で決まります。

血圧仕組み

血圧=心拍出量×血管抵抗

血液の量が多くなると心臓から多くの血液を送り出さなければならないため、心臓に負担がかかります。

血管抵抗は血液が流れにくい状態であり、この原因の多くは動脈硬化です。

動脈が硬くなることで、血流が悪くなり、腎臓や脳、心臓の血管が詰まりやすくなるのです。

また、脳血管障害は夜中から早朝における血圧が高いときに起こりやすいことがわかっています。

ゆえに、高血圧は、特に自覚症状がありませんが、心臓への負担や動脈硬化を引き起こし、心不全や腎不全、脳梗塞、心筋梗塞などの血管に関連する疾患のリスクを高めるのです。

高血圧の原因

高血圧要因

高血圧は、生活習慣病と言われますが、実は、高血圧患者の90%は具体的な原因がわかっていません。

この高血圧を本態性高血圧といいます。

高血圧を引き起こす要因としては、遺伝、肥満、運動不足、塩分、アルコールの摂り過ぎ、ストレス、喫煙などがあげられます。

コディオ(バルヒディオ)の作用機序、特徴

高血圧の患者は、その要因のひとつである食事の改善や適度な運動が推奨されています。

それでも、十分に血圧の数値が改善しない場合に、薬を服用します。

コディオは、バルサルタンによる昇圧物質アンジオテンシンⅡの受容体を遮断作用と、ヒドロクロロチアジドによるNa再吸収阻害作用で、高血圧症の治療薬として使用されます。

バルサルタンはディオバンとして、ヒドロクロロチアジドはフルイトランが類似薬として日本で使用されています。

コディオ作用機序  フルイトラン作用機序

やっくん

やっくん

コディオ(バルヒディオ)[バルサルタン/ヒドロクロロチアジド]は、アンジオテンシンⅡの作用するAT1受容体を阻害遠位尿細管のNa再吸収を阻害することで、血圧の上昇を抑制します。

コディオ(バルヒディオ)の副作用

コディオ[バルサルタン/ヒドロクロロチアジド]は、高血圧症の治療薬として、2009年に発売された薬です。

主な副作用としては、高尿酸血症[5.3%] 、蛋白尿[2.3%]、肝機能異常[2.1%]などが報告されています。

また、主な臨床検査値異常は、血中尿酸増加[12.0%]、CK (CPK) 増加[3.8%]、γ-GTP 増加[3.7%]、尿中蛋白陽性[2.4%] などが報告されています。

コディオの重大な副作用で高カリウム血症が起こる理由

コディオを含むAT1受容体遮断薬[ARB]は、特に腎機能障害の患者に対して、高カリウム血症が副作用で起こることが知られています。

アルドステロン高カリウム血症

腎臓の集合管では、K+の尿中への排泄にアルドステロンが関与しています。

コディオは、アルドステロンの分泌を阻害するため、腎臓でのK+の排泄が阻害されるのです。

コディオ(バルヒディオ)の禁忌

  • 無尿の患者又は血液透析中の患者
  • 急性腎不全[腎機能を更に悪化させるおそれがあります。]
  • 体液中のナトリウム・カリウムが明らかに減少
    [低ナトリウム血症、低カリウム血症等の電解質失調を悪化させるおそれがあります。]
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
  • アリスキレンを投与中の糖尿病患者

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