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ユベラN[トコフェロール/ビタミンE]作用機序、特徴、副作用

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ビタミンE製剤であるユベラN[トコフェロール/ビタミンE]の作用機序、特徴、副作用について解説しています。

ユベラN[トコフェロールニコチン酸]:閉塞性動脈硬化症治療薬

ユベラN[トコフェロールニコチン酸]は、血管の循環障害等さまざまな症状に使用される薬です。

中でも閉塞性動脈硬化症に伴う末梢の循環障害に使用されます。

閉塞性動脈硬化症とは、コレステロールの蓄積などにより動脈硬化を引き起こし、血栓を形成する疾患です。

ビタミンEの作用

ビタミンEには血液循環を改善する効果があり、食事中には、植物油や魚卵、かぼちゃ、大根に多く含まれています。

ビタミンE食品

ビタミンEの不足は、脂溶性ビタミンのため体内に貯蔵でき基本的には起こりません。

ビタミンEの吸収代謝が阻害される内臓疾患時など特定の場合に起こるとされています。

ユベラN[トコフェロールニコチン酸]の作用機序、特徴

ユベラNは、ビタミンEのトコフェロールとニコチン酸を結合させたものです。

トコフェロールとニコチン酸を併用した場合よりも、製剤化されたユベラNは、血液循環の改善作用が高いとされています。

ユベラNの成分トコフェロールニコチン酸は、主に以下の3つの作用を持っています。

ビタミンEの働き
  • 血管平滑筋に直接作用する微小循環系賦活化作用
  • コレステロールの代謝を高める脂質代謝改善作用
  • アラキドン酸やコラーゲンに働く血小板凝集抑制作用

ユベラN作用機序

やっくん

ユベラN[トコフェロールニコチン酸]は、血管平滑筋に直接作用することで血液循環を改善することによって、閉塞性動脈硬化症に使用されます。

ユベラN[トコフェロールニコチン酸]の副作用

ユベラN[トコフェロールニコチン酸]は、閉塞性動脈硬化症の治療薬として、1967年に発売された古い薬です。

注意

ユベラNの副作用としては、胃腸障害[0.41%]、食欲不振[0.23%]、下痢[0.23%]、胃部不快感[0.21%]、腹痛[0.16%]、悪心[0.14%]、便秘[0.11%]などが知られています。

ユベラN[トコフェロールニコチン酸]の禁忌

  • 特になし

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