オンブレス[インダカテロール]作用機序、特徴、副作用

2017年12月5日

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オンブレス[インダカテロール]:慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬

オンブレス[インダカテロール]は慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に使用される治療薬です。

COPDとは、肺が破壊されることによる呼吸困難や咳・たん、ぜん鳴を伴う疾患です。

ぜん鳴とは、呼吸をした際にゼーゼー、ヒューヒューといった呼吸の音を指しています。

COPDの原因

COPDの原因の90%以上は、タバコ[受動喫煙含む]です。

その他、ハウスダストや大気汚染も原因となることがあります。

タバコやハウスダストなどの有害物質・異物は、肺中の肺胞に侵入します。

すると、肺が炎症を起こしたり、破壊されてしまうのです。

肺の炎症は、気管支を狭く、肺の破壊は酸素と二酸化炭素の交換を阻害し、呼吸困難を引き起こすのです。

COPDを放置しておくと

COPDは、普段は無症状でも、階段を上った後や走った後などに呼吸困難に陥る”労作性”の疾患です。

そのため、実際に治療を受けている人は5%程度と言われており、未治療の隠れCOPDが多いのが実際です。

COPD合併症

COPDは、糖尿病や骨粗しょう症、睡眠障害などのさまざまな疾患の危険因子であり、肺がんを合併することがあります。

また、免疫が落ちてしまうため、感染を予防することも必要です。

労作時の呼吸困難に加え喫煙歴があればCOPDを疑い、浮腫やうっ血に伴う体重増加、SPO2の測定などで初期症状を見逃さないようにしましょう!

オンブレス[インダカテロール]の作用機序、特徴

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の原因は、さまざまです。

原因が特定できる場合は、原因に暴露されないよう環境を整えることが第一です。

それに加え、炎症を抑えるための薬=抗炎症薬や狭くなってしまった気管支を広げるための薬=気管支拡張薬が使用されるのです。

気管支拡張薬には抗コリン薬やβ2刺激薬、メチルキサンチン、ステロイドが使用されます。

オンブレスは、長時間作動型吸入β2刺激薬[LABA]に分類される気管支拡張薬です。

オンブレスは、気管支においてβ2受容体に直接作用します。

β2受容体に作用すると、アデニル酸シクラーゼを活性化し、cAMP量を増加させるよう働きます。

cAMPの増加がAキナーゼの活性化をもたらし、気管支の平滑筋が弛緩するため、狭くなった気管支が拡がるのです。

オンブレス作用機序

やっくん

やっくん

オンブレス[インダカテロール]は、β2受容体刺激作用を示すことで、気管支平滑筋を弛緩し、狭くなった気管支を拡張します。

オンブレスは、セレベント[サルメテロール]よりも作用時間が長いことから、1日1回吸入型の薬として使用されています。

オンブレス[インダカテロール]の副作用

オンブレス[インダカテロール]は、慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の治療薬として、2012年に発売された薬です。

オンブレスの主な副作用としては、咳嗽、蕁麻疹、筋痙縮が挙げられます。

オンブレス[インダカテロール]の禁忌

  • 特になし

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