抗凝固薬作用機序一覧表:肝機能・腎機能低下時の減量方法について

血管障害薬

フィブリンをターゲットにした抗凝固薬は、フィブリンの合成を抑制することを目的とします。

まずは、どうすればフィブリンが合成されるのかを見てみましょう。

フィブリンの合成[抗凝固系カスケード]

血液中にある元々あるフィブリノーゲンが、トロンビンの作用を受けることによってフィブリンの合成が起こります。

凝固系カスケード

つまり、トロンビンの量を制御すれば、血液の凝固は起こらないのです。

トロンビンはさまざまな物質によって制限されており、この一連の流れを凝固系カスケードといいます。

抗凝固薬の作用部位・作用機序の違い

抗凝固薬は、先ほど紹介した凝固系カスケードに作用するんですが、それぞれ作用部位・作用機序が異なります。

以下、一覧表とイラストでまとめてみました!

抗凝固薬作用機序一覧

一般名 商品名 作用部位・作用機序
ワルファリン ワーファリン ビタミンK拮抗
ダビガトラン プラザキサ 直接トロンビン阻害
リバーロキサバン
エドキサバン
アピキサバン
イグザレルト
リクシアナ
エリキュース
第Xa因子阻害

抗凝固薬の肝機能、腎機能低下時の減量方法

抗凝固薬は高齢者に投与するケースが多いため、肝機能低下・腎機能低下時では、抗凝固薬の投与量を減量、禁忌とすることがあります。

以下、一覧表にまとめてみました!

商品名 肝機能低下 腎機能低下
ワーファリン 重篤時禁忌 重篤時禁忌
プラザキサ Ccr30未満禁忌
イグザレルト 中等度以上の肝障害
(Child-Pugh 分類B 又はC に相当)
Ccr15未満禁忌
リクシアナ Ccr30未満禁忌
エリキュース Ccr15未満禁忌

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