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解熱鎮痛薬一覧表

解熱鎮痛薬

非ステロイド抗炎症薬[内服]

短時間の強い効果

長時間の強い効果

効果がゆるやか

COX-2選択的阻害薬

非ステロイド性塩基性抗炎症薬

非ステロイド抗炎症薬[坐薬]

非ステロイド抗炎症薬[塗り薬]

非ステロイド性抗炎症薬[貼り薬]

一般名 製品名 剤形 用法
サリチル酸メチル・メントール MS冷シップ 冷感パップ剤(NSAIDs非含有) 1日1~2回
サリチル酸メチル・トウガラシ MS温シップ 温感パップ剤(NSAIDs非含有) 1日1~2回
インドメタシン インサイドパップ
インテナースパップ
カトレップパップ
パップ剤 1日2回
カトレップテープ 1日2回
フェルビナク セルタッチパップ パップ剤 1日2回
ロキソプロフェン ロキソニンパップ パップ剤 1日1回
ロキソニンテープ 粘着テープ式プラスター製剤 1日1回
ジクロフェナク ボルタレンテープ 粘着テープ式プラスター製剤 1日1回
ケトプロフェン モーラスパップ
ミルタックスパップ
パップ剤 1日2回
モーラスパップXR 1日1回
モーラステープ 粘着テープ式プラスター製剤 1日1回
フルルビプロフェン アドフィードパップ
ステイバンパップ
ゼポラスパップ
フルルバンパップ
パップ剤 1日2回
ヤクバンテープ
ゼポラステープ
1日2回
エスフルルビプロフェン ロコアテープ 1日1回

その他解熱鎮痛薬

非ピリン系解熱鎮痛薬

ピリン系解熱鎮痛薬

  • スルピリン
  • ミグレニン

熱があるときや痛みがあるときに頓服で使用されます。
アスピリンはピリン系ではなく、NSAIDsに含まれます。

総合感冒薬

  • サリチルアミド・アセトアミノフェン・無水カフェイン・メチレンジサリチル酸プロメタジン配合剤[PL顆粒]

抗ヒスタミン薬(プロメタジン)が入っているため、眠くなることがあります。

非麻薬性オピオイド系鎮痛薬

麻薬性オピオイド鎮痛薬

SNRI(選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)

ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液[ノイロトロピン]
炎症や熱を下げる効果はありませんが、高い鎮痛作用を持つ薬です。
すぐに効く薬ではないため、症状改善には2週間程度の服用が必要です。

消炎酵素薬

  • 蛋白分解酵素セラペプターゼ[ダーゼン]
  • プロナーゼ[ガスチーム]
  • ブロメライン
  • 多糖体分解酵素塩化リゾチーム[ノイチーム、レフトーゼ]

炎症部位で作られる不要なタンパク質を分解する酵素薬です。

片頭痛治療薬

  • ロメリジン塩酸塩[ミグシス、テラシス]

片頭痛は頭の血管が収縮した後拡張して起きるため、血管の収縮を押さえることで片頭痛の予防に使用される片頭痛予防薬です。

  • スマトリプタン[イミグラン]
  • ゾルミトリプタン[ゾーミッグ]
  • リザトリプタン[マクサルトRPD]

片頭痛の発作時(血管拡張時)に、脳の血管を収縮させて片頭痛症状を改善する片頭痛治療薬です。

スマトリプタンは脂溶性が低く髄液移行性が悪い。錠剤は30分で効果が出ます。吸収率が低いため30%は無反応=効果がない

ゾーミッグは脂溶性で中枢移行が良いので眠気やめまいの副作用に注意する

レルパックスは中枢移行は良いが消失が早いので副作用が少ない

マクサルトは脂溶性が高く中枢移行も高い、内服2時間後の頭痛消失率はトリプタン系で一番

ゾーミッグ、マクサルト、レルパックスは作用時間が4-6時間と短い

アマージは作用時間が12-24時間と長い

  • エルゴタミン製剤[ジヒデルゴット]

ライ麦に発生するカビである麦角菌から作られます。
片頭痛の始まりの時にこの薬を使用すると、血管の拡張を防ぎ、血管を収縮させるため非常に効果的な片頭痛治療薬です。

中枢性鎮痛薬

経口オピオイド麻薬

脳に働いて痛みを抑える強力な麻薬です。
飲み薬は4時間おき、坐薬は8時間おきに使用するのが基本です。

貼付オピオイド麻薬

合成麻薬、オピオイド

  • 塩酸ペチジン[オピスタン]
  • 塩酸ブプレノルフィン[レペタン]
  • ペンタゾシン[ペンタジン]

合成麻薬の作用はモルヒネに劣りますが、副作用も少なくてすみます。
オピオイドとは麻薬と似た特徴を持っている薬を指します。

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