薬局薬剤師へ就職、就活時の注意点
薬学教育が6年になったものの、まだまだ薬剤師が不足している感は否めません。
薬剤師不足の原因のひとつは、調剤薬局の乱立です。
[厚生労働省より]
調剤薬局の数は伸び続け、2017年現在では約6万軒あるとされています。
しかし、この6万軒の調剤薬局は十分な働きを行っているのでしょうか?
MEMO
実をいうと、国は調剤薬局の数を半分に減らすことを公言しています。
参考
病院前薬局の報酬減 厚労省16年度、過剰投薬を問題視日経経済新聞
調剤薬局へ就職を考えている薬学生のみなさん。
薬局実習が3ヶ月になったことで調剤薬局の実情を体験されたかと思います。
そこで、調剤薬局への就職について、簡単に考えてはいませんか?
今までのように“処方箋を受け取って、指示通り患者さんにお薬を渡す”これが薬局薬剤師の仕事だと思い込んでいませんか?
今後、予防分野、地域医療分野、在宅医療の分野が進み、これまでの働き方では通用しなくなります。
注意
薬局だけではありませんが、診療報酬が下がる中、給与面が大幅に上がることはまずないでしょう!
それでは、これから薬剤師になるにあたって、今何ができるのでしょうか?
調剤薬局で働く現役薬剤師さとが、現実とギャップ、そして、今後の薬局業界について紹介致します。
薬局業界の未来は厳しいですが、それらを踏まえて本当に自分にあった調剤薬局への就職を検討してみてください。
調剤薬局の機能とは?
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