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イリボー[ラモセトロン]作用機序、特徴、副作用

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便秘薬イラスト

過敏性腸症候群の治療薬として使用されるイリボー[ラモセトロン]の作用機序、特徴、副作用について解説しています。

イリボー[ラモセトロン]:過敏性腸症候群治療薬

イリボー[ラモセトロン]は、下痢型の過敏性腸症候群[IBS]治療薬として使用されている薬です。

過敏性腸症候群の原因は、はっきりとはわかりません。

精神的・肉体的ストレス、低繊維食などさまざまな因子が複雑に関与しており、腸管の運動が亢進することで便通異常や腹部症状が生じています。

イリボー[ラモセトロン]の作用機序、特徴

過敏性腸症候群では、下痢型・便秘型・交換型[下痢と便秘が交互]の3つに分かれます。

下痢型・便秘型には、止痢薬・整腸薬・緩下薬が使用されます。

交換型には、下痢・便秘いずれにも対応できる薬が使用されます。

MEMO

イリボーは、下痢時に使用できる過敏性腸症候群治療薬です。

発売当初は、男性にのみ適応がありましたが、2015年に女性に対しても効能効果が追加され、男性の半量2.5μgで使用が可能となっています。

イリボーの成分ラモセトロンは、便通異常と腹痛の改善に働きます。

イリボーは、セロトニン5-HT3受容体を阻害することで、アセチルコリンの遊離を抑制し便通以上の改善に、また、痛覚の伝達を遮断し腹痛の改善に働きます。

イリボー作用機序

やっくん

イリボー[ラモセトロン]は、セロトニン5-HT3受容体を遮断することで、過剰な腸の働きを抑えます

イリボー[ラモセトロン]の副作用

イリボー[ラモセトロン]は、過敏性腸症候群による下痢などの消化器症状の治療薬として、2008年に発売された薬です。

注意

主な副作用としては、便秘[2.2%]、硬便[0.9%]などが挙げられます。

イリボー[ラモセトロン]の禁忌

  • 特になし

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