2018年度診療報酬改定:中医協が公表した個別改定項目まとめ

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2018年度診療報酬改定に向けた個別改定項目(案)

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2018年度診療報酬改定について様々な噂が飛びかっていて、私たち薬局薬剤師は不安な日々をお過ごしかと思います。

 

診療報酬改定においては、「どれくらいのお金が診療報酬に配分されるか=予算」と「配分されたお金をどのように使うか=診療報酬の方向性」が重要となります。

 

診療報酬改定の流れ-予算、改定率、中医協における審議

①予算額、改定率の決定②社会保障審議会による基本方針の決定③中央社会保険医療協議会[中医協]による審議といった診療報酬改定の流れを紹介しています。

 

2018年度診療報酬改定-診療報酬改定の基本方針(案)-

2018年診療報酬改定において、社会保障審議会がまとめた診療報酬改定の基本方針(案)が発表されました。薬剤師に関連する部分をまとめています。

 

今回は、1月24日-1月26日に公表された、”2018年度診療報酬改定の個別改定項目(案)”について、調剤薬局薬剤師に関する項目をまとめてみました。

 


2018年度診療報酬改定の個別改定(案)の概要・まとめ

2018年度診療報酬改定の個別改定(案)を見た限り、中小以上の調剤薬局において非常に厳しい診療報酬改定になるのではと私は感じました。
基準調剤加算の廃止はもちろん、後発医薬品が3段階になったりとやはり詳細を予想するのは難しいですね。

 

とはいえ、診療報酬改定の方向性としては、「かかりつけ薬剤師や在宅業務などの対人業務」、および「薬剤師が医療費削減にいかにに貢献するか」について評価されているので、まだ確定はしていませんが大まかな予想はしやすかったのではないかと思います。

 

先日Yahoo!ニュースにも取り上げられていた、薬剤師が医療費削減に貢献といった論文も見ましたが、このような取り組みが今後増えて評価されていくのでしょう!

 

処方箋 2.3%不備 薬剤師の照会で判明 福大教授ら調査 禁忌薬や重複投与 医療費削減試算も - 西日本新聞

薬剤師は処方箋の2・3%で不備を見つけて患者の健康被害を防ぎ、推定2200億円の医療費削減に貢献している-。こんな...

 

個別改定(案)で調剤薬局に関連する項目を確認しましたので、個人的に調剤薬局において重要と考えた6項目について以下まとめてみました。

 

私の解釈で文章を変更して記載している部分もありますので、参考程度にご覧ください。

 

①かかりつけ薬剤師の評価

【かかりつけ薬剤師要件の在籍期間を見直し】

2016年度 2018年度案
該当店舗に6ヶ月以上の在籍 6ヶ月よりも長期間の在籍期間が必要

 

②地域医療に貢献する薬局の評価

【基準調剤加算の廃止】

2016年度 2018年度案
基準調剤加算32点 廃止

 

【地域支援体制加算の新設】

2016年度 2018年度案
-

a)調剤基本料1を算定している場合、2016年度の基準調剤加算の要件に近い内容で算定可能

b)調剤基本料1以外を算定している場合、a)に加えて、かかりつけ実績・個人在宅実績・薬学的観点からの服薬支援実績などの対人業務の実績が必要[常勤換算1人につき〇〇件]

 

③薬局における対人業務の評価の充実

【服用薬剤調整支援料の新設】

2016年度 2018年度案
- 6種類以上のポリファーマシー患者に対して、文書によって医師に減薬を提案、〇種類以上の減薬に成功した場合に算定。

 

【お薬手帳の活用実績の新設】

2016年度 2018年度案
- お薬手帳を持参しない患者が〇割以上の場合、薬剤服用歴管理指導料が算定できない。

 

④薬局における後発医薬品の使用促進

【後発医薬品調剤数量割合の引き上げ】

2016年度 2018年度案

後発医薬品調剤体制加算1:65%以上
後発医薬品調剤体制加算2:75%以上

後発医薬品調剤体制加算1:〇%以上
後発医薬品調剤体制加算2:〇%以上
後発医薬品調剤体制加算3:〇%以上

 

【調剤基本料減算規定の新設】

2016年度 2018年度案
- 後発医薬品の使用割合が一定以下の場合、調剤基本料が減算される。

 

⑤一般名処方加算の見直し

【一般名処方加算の点数引き上げ】

2016年度 2018年度案

一般名処方加算1:3点
一般名処方加算2:2点

一般名処方加算1:〇点
一般名処方加算2:〇点

 

⑥いわゆる門前薬局の評価の見直し

【同一ビルなどの医療モールも調剤基本料2の対象に】

2016年度 2018年度案

◆調剤基本料2
特定の保険医療機関の処方箋受付回数が月4000回超え

◆調剤基本料2
特定の保険医療機関の処方箋受付回数が月4000回超え
[薬局のある建物内に複数医療機関がある場合は、合算して4000回超えとする]

 

【処方箋枚数の多い門前薬局の範囲拡大】

2016年度 2018年度案

◆調剤基本料3
同一グループの処方箋受付回数が月4万回超え、かつ、特定の保険医療機関による処方箋割合が95%超え

◆調剤基本料3
a)同一グループの処方箋受付回数が月〇回超え△回以下、かつ、特定の保険医療機関による処方箋割合が□%超え
b)同一グループの処方箋受付回数が月△回超え、かつ、特定の保険医療機関による処方箋割合が□%超え

 

在宅に関する項目は主に介護保険となるので、こちらにまとめています。

 

平成30年度介護報酬改定:薬局の居宅療養管理指導算定単位は?

平成30年介護報酬改定において、社会保障審議会介護給付費分科会が介護報酬の算定構造を公表しました。調剤薬局の居宅療養管理指導の単位について随時更新していきます。

 

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