プレドニン眼軟膏[プレドニゾロン酢酸エステル]効能、強さ、副作用

2017年12月7日

眼疾患薬イラスト

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プレドニン眼軟膏[プレドニゾロン酢酸エステル]:ステロイド外用薬

プレドニン眼軟膏[プレドニゾロン酢酸エステル]は、眼瞼炎、結膜炎など眼の周りやまぶた、前眼部の治療に使用されるステロイド外用薬です。

眼瞼炎にはアトピー性のものもあり、ダニやほこりなどのハウスダストや乾燥、ストレスなど様々な環境が影響しています。

アトピー性眼瞼炎では、

  • 原因となるアレルギー物質を取り除く
  • 感染症など合併症を起こさないためにこすらない
  • 薬物療法

などの対策・治療が行われます。

プレドニン眼軟膏[プレドニゾロン酢酸エステル]の強さ、作用機序

アトピー性眼瞼炎の治療のひとつが薬物療法です。

外部からのアレルゲンや異物が侵入し、ヒスタミンが放出されるとかゆみを、ヘルパーT細胞によって免疫反応が起こると炎症を生じます。

プレドニン眼軟膏は、プレドニゾロン酢酸エステルを有効成分とするステロイド外用薬です。

ステロイド外用薬の中では、最も弱いのウィークに分類されます。

プレドニン眼軟膏は、薬品名の通り眼の周りや前眼部の炎症に使用します。

眼の粘膜部位は感染を生じやすいことから、無菌試験に合格した無菌製剤です。

◆ステロイド外用薬強さ一覧表

強さ

薬品名

ストロンゲスト

デルモベート、ダイアコート

ベリーストロング

リンデロンDP、マイザー、ネリゾナ、トプシム、フルメタ、アンテベート

ストロング

メサデルム、リンデロンV、プロパデルム、エクラー、ボアラ、フルコート、ドレニゾン

ミディアム

リドメックス、レダコート、ロコイド、キンダベート、アルメタ

ウィーク

プレドニン眼軟膏

プレドニン眼軟膏の有効成分であるプレドニゾロン酢酸エステルは、脂溶性で分子量が402.48と小さいことから、細胞内へ容易に取り込まれます。

細胞膜を通過し細胞質へ取り込まれると、グルココルチコイド受容体[GR]に結合し、核内へ侵入します。

プレドニン眼軟膏を含むステロイド外用薬は、この核内において2つの作用を示します。

1つ目は、GR結合部位[GRE]に結合することでリポコルチンと呼ばれるタンパク質の転写を誘導します。

リポコルチンの作用の1つがホスホリパーゼA2の阻害作用であるため、アラキドン酸カスケードにおけるプロスタグランジン[PG]とロイコトリエン[LT]といった炎症に関与する局所ホルモンの生合成を阻害するのです。

プレドニン眼軟膏作用機序

2つ目は、AP-1やNF-κBなどの炎症性転写因子に直接結合する作用です。

これら炎症性転写因子の作用を抑制することで、炎症性サイトカインであるTNF-αやIL-6の産生を抑制します。

プレドニン眼軟膏作用機序

やっくん

やっくん

プレドニン眼軟膏[プレドニゾロン酢酸エステル]は、局所ホルモンの生合成阻害作用、炎症性サイトカインの生合成阻害作用により、抗炎症作用を示します。

プレドニン眼軟膏[プレドニゾロン酢酸エステル]の副作用

プレドニン眼軟膏[プレドニゾロン酢酸エステル]は、眼瞼炎、結膜炎など眼周囲疾患の治療薬として、1958年に発売された古い薬です。

プレドニン眼軟膏は、安全性評価対象例319例中、副作用は認められなかったと報告されています。

長期連用により、緑内障や白内障、角膜の感染症があらわれることがあるため、連用時は眼圧検査などを定期的に行います。

プレドニン眼軟膏[プレドニゾロン酢酸エステル]の禁忌

  • 角膜上皮剥離又は角膜潰瘍[これらの疾患が増悪するおそれがあります。]
  • ウイルス性結膜・角膜疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患又は化膿性眼疾患
    [これらの疾患が増悪するおそれがあります。]

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