お薬を渡す投薬業務では、薬剤師のスキルだけでなくコミュニケーション能力が求められます。投薬時の注意点を含めて解説しています。
投薬
投薬時の流れを簡単に示してみますね↓
これはあくまでも私のやり方なので、投薬の方法はひとそれぞれかと思います。
ただし、投薬をしている際に私が一番注意していることがあります。
何だかわかりますか?
やっくん
薬剤師側が一方的に話さずに、患者さんから話してもらうように持って行くということです。
ただし、すべての人に対して行うわけではありません。
なぜなら、全ての患者さんが望んでいるわけではないからです。
患者さんの調剤薬局に対する要望
患者さんが調剤薬局に何を望んでいるのか?
これまでの調査から意外なことがわかっています。
実は、副作用や飲み合わせ、お薬の説明ではないんです!
なんと、
アンケートの1位は・・・
・・・
待ち時間の短縮なんですね(;’∀’)(苦笑)
このことを踏まえて、時間を重視しているのか、お薬の説明を求めているのかをひとりひとり判断しなければなりません。
2019年5月追記
くすりの窓口EPARKが実施したアンケートも紹介します。
くすりの窓口ユーザーへのアンケートということで、ある程度年齢層が若くなっていることが想定されますが、調剤薬局の見られ方が少しわかるのではないでしょうか?
- 薬剤師の人柄・対応が良い:16.2%
- 待ち時間が少ない:15.5%
- ポイントカードの使用ができる:10.1%
- クレジットカードが使える:9.9%
- 営業時間が長い:8.6%
- 薬の説明をしっかりしてくれる:7.0%
- 対応が早い:5.1%
- 駐車場がある、広い:4.5%
- 薬の在庫がある:3.7%
- 土日営業:3.1%
やはり、薬の副作用や飲み合わせ、お薬の説明ではないということがわかるかと思います。