糖尿病患者では、薬や食事の影響から血糖値の変動が激しいため、低血糖症状に注意する必要があります。
このページでは、低血糖の症状、およびその際の対処方法を解説しています。
糖尿病患者の低血糖症状とは?
糖尿病患者では、薬や食事の影響から血糖値の変動が激しいため、低血糖症状に注意する必要があります。
食事を摂れないときは糖尿病薬を服用しないようにすることも重要です。
高齢者の場合では、特に夜間の低血糖が問題となります。
低血糖の症状は次の3段階になります。
低血糖初期症状[血糖値70mg/dL]
- 強い空腹感
- 発汗、冷や汗
- あくび
- 手の震え、脱力感
- 動悸、悪心
低血糖が進行すると[血糖値50mg/dL]
- めまい、ふらつき
- 強い疲労感、頭痛
- 眠気
重度の低血糖[血糖値30mg/dL]
- 意識障害
- 昏睡
- けいれん
低血糖症状が出た際の対処法
先ほど紹介した初期症状が出た際は、すぐにブドウ糖5~10g程度を服用します。
15分後、症状がおさまらない場合は、さらにブドウ糖を追加します。
しかし、外出中などブドウ糖が手元にない場合もあるかと思います。
その際は、糖分を含むジュースや清涼飲料水、お菓子や果物などを服用してください。
また、意識障害やけいれんなどの重度の低血糖症状が出ている場合は、医療機関へ連絡して支持を仰ぎましょう!