調剤後に行う監査作業、何に注意すべきか解説しています。
監査とは?
監査とは、薬の処方及び、薬の調剤が適切に行われているかを確認することが目的です。
調剤過誤や医療事故を防ぐためにも、
やっくん
調剤する薬剤師と監査する薬剤師は別々にしましょう!
それでは、具体的に何をチェック[監査]するか見ていきます。
監査方法
適切な薬が調剤されているか
- 数え間違え(10錠シートと14錠シートなど)
- 測り間違え(成分量と製品量)
- 選び間違え(25mgと100mgなどの取り違え)
- 先発品と後発品の取り違え
- 混合薬・一包化薬の確認
薬の飲み合わせは問題ないか
- 併用禁忌や併用注意の確認
- 市販薬やサプリメントの確認
- 前立腺肥大症、緑内障、糖尿病患者などの患者に用いていいか
適切な用法・用量で処方されているか
- 1日1回の薬が1日2回で出されている
- 体重10kgの子の薬が体重30kgの換算量で出されている
- 腎機能が悪いのに、通常量で出されている
これらの監査項目は、処方医によってもどこまで許容するかが異なりますので、薬局ごとでのルールを確認しましょう!