【新着記事】新型コロナウイルスの対策についてまとめました

【血液検査】C反応性タンパク[CRP]の基準値:高い、薬の副作用

記事内に広告を含みます

採血イラスト

このページでは、血液検査値のひとつ、C反応性タンパク[CRP]の読み取り方を薬の副作用との関連性を含め解説しています。

C反応性タンパク[CRP]とは?

C反応性タンパクとは、肺炎球菌のC多糖体と沈降反応を起こす血清タンパク質の一種です。通常は”C-Reactive-Protein”を略してCRPと呼びます。

細胞が感染や損傷すると、損傷を保護するために各種サイトカインが産生、放出されます。

このとき肝臓において産生される物質がCRPであり、細菌の凝集に働くのです。

CRPとは[CRPの検査について – 日本臨床検査専門医会より]

このため、炎症性疾患で上昇する代表的な炎症マーカーとして使用されています。

C反応性タンパク[CRP]の基準値は、0.00~0.14mg/dL以下です。

[日本臨床検査協議会:共用基準範囲2014より]

細菌・ウイルス感染などの感染症や心筋梗塞、関節リウマチなどの膠原病、外傷・火傷などの組織損傷で高値を示します。

C反応性タンパク[CRP]と関連する薬剤性の副作用

C反応性タンパク[CRP]を測定する際は、免疫抑制薬に注意する必要があります。

CRP低値を起こす薬剤
免疫抑制薬[シクロスポリン]

[参考:検査値×処方箋の読み方 他]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!