2018年度診療報酬改定:中医協が公表した個別改定項目まとめ

2018年1月28日

会議

2018年度診療報酬改定について様々な噂が飛びかっていて、私たち薬局薬剤師は不安な日々をお過ごしかと思います。

診療報酬改定においては、「どれくらいのお金が診療報酬に配分されるか=予算」と「配分されたお金をどのように使うか=診療報酬の方向性」が重要となります。

今回は、1月24日-1月26日に公表された、”2018年度診療報酬改定の個別改定項目(案)”について、調剤薬局薬剤師に関する項目をまとめてみました。

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2018年度診療報酬改定の個別改定(案)の概要・まとめ

2018年度診療報酬改定の個別改定(案)を見た限り、中小以上の調剤薬局において非常に厳しい診療報酬改定になるのではと私は感じました。

基準調剤加算の廃止はもちろん、後発医薬品が3段階になったりとやはり詳細を予想するのは難しいですね。

とはいえ、診療報酬改定の方向性としては、「かかりつけ薬剤師や在宅業務などの対人業務」、および「薬剤師が医療費削減にいかにに貢献するか」について評価されているので、まだ確定はしていませんが大まかな予想はしやすかったのではないかと思います。

先日Yahoo!ニュースにも取り上げられていた、薬剤師が医療費削減に貢献といった論文も見ましたが、このような取り組みが今後増えて評価されていくのでしょう!

個別改定(案)で調剤薬局に関連する項目を確認しましたので、個人的に調剤薬局において重要と考えた6項目について以下まとめてみました。

私の解釈で文章を変更して記載している部分もありますので、参考程度にご覧ください。

①かかりつけ薬剤師の評価

【かかりつけ薬剤師要件の在籍期間を見直し】

2016年度 2018年度案
該当店舗に6ヶ月以上の在籍 6ヶ月よりも長期間の在籍期間が必要

②地域医療に貢献する薬局の評価

【基準調剤加算の廃止】

2016年度 2018年度案
基準調剤加算32点 廃止

【地域支援体制加算の新設】

2016年度 2018年度案
a)調剤基本料1を算定している場合、2016年度の基準調剤加算の要件に近い内容で算定可能
b)調剤基本料1以外を算定している場合、a)に加えて、かかりつけ実績・個人在宅実績・薬学的観点からの服薬支援実績などの対人業務の実績が必要[常勤換算1人につき〇〇件]

③薬局における対人業務の評価の充実

【服用薬剤調整支援料の新設】

2016年度 2018年度案
6種類以上のポリファーマシー患者に対して、文書によって医師に減薬を提案、〇種類以上の減薬に成功した場合に算定。

【お薬手帳の活用実績の新設】

2016年度 2018年度案
お薬手帳を持参しない患者が〇割以上の場合、薬剤服用歴管理指導料が算定できない。

④薬局における後発医薬品の使用促進

【後発医薬品調剤数量割合の引き上げ】

2016年度 2018年度案
後発医薬品調剤体制加算1:65%以上
後発医薬品調剤体制加算2:75%以上
後発医薬品調剤体制加算1:〇%以上
後発医薬品調剤体制加算2:〇%以上
後発医薬品調剤体制加算3:〇%以上

【調剤基本料減算規定の新設】

2016年度 2018年度案
後発医薬品の使用割合が一定以下の場合、調剤基本料が減算される。

⑤一般名処方加算の見直し

【一般名処方加算の点数引き上げ】

2016年度 2018年度案
一般名処方加算1:3点
一般名処方加算2:2点
一般名処方加算1:〇点
一般名処方加算2:〇点

⑥いわゆる門前薬局の評価の見直し

【同一ビルなどの医療モールも調剤基本料2の対象に】

2016年度 2018年度案
◆調剤基本料2
特定の保険医療機関の処方箋受付回数が月4000回超え
◆調剤基本料2
特定の保険医療機関の処方箋受付回数が月4000回超え
[薬局のある建物内に複数医療機関がある場合は、合算して4000回超えとする]

【処方箋枚数の多い門前薬局の範囲拡大】

2016年度 2018年度案
◆調剤基本料3
同一グループの処方箋受付回数が月4万回超え、かつ、特定の保険医療機関による処方箋割合が95%超え
◆調剤基本料3
a)同一グループの処方箋受付回数が月〇回超え△回以下、かつ、特定の保険医療機関による処方箋割合が□%超え
b)同一グループの処方箋受付回数が月△回超え、かつ、特定の保険医療機関による処方箋割合が□%超え

在宅に関する項目は主に介護保険となるので、こちらにまとめています。

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