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2020年度診療報酬改定:中医協の答申まとめ[薬局在宅関連]

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会議

2020年度(令和2年度)診療報酬改定では、調剤薬局の在宅分野において新たに2つの指導料が新設されました。

今回は、 中央社会保険医療協議会[中医協]が公表した答申について、この2つの関連する部分をまとめています。

【調剤薬局】在宅分野2020年度診療報酬改定

医療保険において、1月29日-2月5日に“2020年度診療報酬改定の個別改定項目(案)”が公表されました。

2020年度診療報酬改定の個別改定項目(案)では、“緊急時の訪問薬剤管理指導”、および“在宅患者オンライン服薬指導”の2つが新設されました。

【緊急時の訪問薬剤管理指導料(200点)の新設】

2018年度2020年度案
在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料:500点 在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料1:
計画的な訪問薬剤管理指導に係る疾患の急変に伴うものの場合 500点

在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料2:
1以外の場合 200点(新設)

これまでは、臨時の在宅訪問を行うほとんどの場合、居宅療養管理指導料を算定できませんでした。そのため、臨時処方が出るほど赤字になっていた薬局が多いのではなかったでしょうか。

やっくん

これまでは薬歴管理料しか算定できなかったところが、評価されたんだね

【オンライン服薬指導(57点)の新設】

2018年度2020年度案
在宅患者オンライン服薬指導料(新設):
オンライン服薬指導を行った場合57点(月1回まで)

やっくん

まだ限定的だけど、薬剤師の働き方改革の面からも今後伸びるかもしれないね

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