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学校薬剤師業務:給食室の定期検査・点検項目について

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学校薬剤師給食施設

京都市学校薬剤師会では、使用水道水の遊離残留塩素の記載項目と17個の点検項目があります。

このページでは、学校薬剤師業務のひとつである給食室の定期検査・点検項目について解説しています。

給食室入室前の注意点

予め、入室の際の服装について学校に確認しておきましょう。

入室前の自己チェック表を提出しておくと好印象です。

自己チェック表に記載する項目

  • 下痢・発熱・嘔吐をしていない
  • 法定感染症、その疑い、無症状病原体保有者ではない
  • 手指・顔面に傷、できもの、化膿性疾患はない
  • 傷がある場合は防護している

使用水道水の遊離残留塩素

調理開始前及び調理終了後に遊離残留塩素が0.1mg/L以上である必要があります。

給食室17個の点検項目

学校薬剤師給食[京都市学校薬剤師会ハンドブックより引用]

  1. 便所、ごみ集積所からの位置が適切か
  2. 出入口にカギが掛かるか
  3. 床に破損がないか
  4. 排水状態は問題ないか
  5. 天井や機械に埃やカビはないか
  6. 明るさは適切か
  7. 直射日光は入ってこないか
  8. 網戸などの防虫設備はあるか
  9. 外から水が入ってくる恐れはないか
  10. 手洗い場の蛇口はレバー式か
  11. 手洗い場に消毒薬はあるか
  12. 換気・通風は問題ないか
  13. 冷蔵庫や冷凍庫は清潔か
  14. 牛乳保冷庫は10℃以下か
  15. 保存食冷凍庫は-20℃以下か
  16. 保存食は2週間以上保存し、記録もあるか
  17. 配膳室日常点検票に記録できているか

青の部分がより重要な項目です。

最後に職員さんに、給食室で改善して欲しい点や使い勝手が良くない点を聞いてみるのも効果的です。

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